ワキガはフェロモン?そんな説あるのかって話
ワキガの同僚が休憩時間に突然、意味不明な事を言い始めたのがキッカケでした。

「ワキガの匂いってフェロモンの一種で臭い匂いを放つけど、ある特定の女性は引き寄せられる匂いなんだよね。」

「すなわち、それは運命の人なんだよ。」
そう言われた脇田は思わず、

「ふざけんじゃねえぇぇぇ!」
そう、叫ばずにはいられませんでした。

ワキガである事で周りの目が痛いほど突き刺さる気持ちがお前にはわかるのか?

ワキガである事で、いつもプレッシャーで押しつぶされそうな日々を過ごしている気持ちがお前にはわかるのか?
この気持ちは、ワキガで悩んでいる人にしかわからないはず。
(同僚もワキガですけどね・・・・・)
それをフェロモンという言葉でワキガ体質の人々を弄ぶとは言語道断!
成敗してやる!
本気でそう思いましたが、実はワキガというのは悪ではない。
そんな理屈を同僚はしゃべりだし、話を聞く内に興味深い話だったのでシェアしたいと思います。
ワキガに隠された意味とは?
ワキガとはアポクリン汗腺が出る汗が原因によって匂いを放ちますが、
そもそもアポクリン汗腺はなぜ存在するのでしょうか?
その理由にワキガがフェロモンと主張する答えがあります。
アポクリン汗腺が存在する理由とは?
アポクリン汗腺が身体の機能に関して存在する理由はありません。
なぜならば、アポクリン汗腺がない。または非常に少ない人種も存在するからです。
そのため、アポクリン汗腺が身体の機能に特別影響を与えるという事はないと考えられます。
なぜアポクリン汗腺がある人間が存在するのか?
諸説ありますが、有力な説では人間の祖先である霊長類(サル・チンパンジー・ゴリラなど)では、血縁が近い者同士が交配(子供を作る事)するのは危険だと本能的にインプットされていました。
なぜ、血縁の近い者同士が交配することは危険なのか?はコチラを参考にして下さい。
近親交配 (ウィキペディア参照)
霊長類のサルやゴリラは名前もなければ、顔を見分ける方法もなく、
唯一、見分けられる方法が 匂い だと考えられています。
(もしかすると、霊長類の中では名前もあったし、顔を識別することもできたかもしれませんが、人間から見るとわかりませんよね。当たり前ですが・・・)
その匂いを発生させる為にアポクリン汗腺が必要であり、発達していたという事です。
また、アポクリン汗腺は毛根から出る汗でもある事から、霊長類では身体全体が体毛で覆われているため、
身体全体にアポクリン汗腺があり、 体臭という形で自己をアピールしていたと考えられます。
ココまでの話を簡単に繋いでみると?
アポクリン汗腺=匂いでアピール=フェロモンである。という図式が成立する?
というのが、ワキガはフェロモン説です。
あながち、間違ってなさそうな説ではありますが、
そんな事を知っても、ワキガ臭を抑える事はできませんし、
気になる女性を口説く材料にもなりません。
とにかくワキガ臭を抑える方法を考えるのが先決ですね!
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